何を書けばいいのかわからない人のための うまく はやく 書ける文章術

読書

うまい文章とは、”目的を達成”できる文章

「私が今の文章を書く目的は何だろうか?」と、その「問い」に答えを出すことが、「うまい文章」を書くための第一歩になる。
「目的を達成する」という意識をもつだけで「書くべき情報」が手元に集まりやすくなる。

すべての文章作成は「読む人」の側からスタートする

「書く人のためにある」といえる文章は、他人に読まれることを前提としない日記くらいで、「読む人」のことを意識できるようになるだけで、文章は格段にうまくなる。

書く作業は、実は全体の2割

  • 情報を収集する力
  • 情報を理解する力
  • 読む人の気持ちを察する力

意識のアンテナを張るとここまで変わる

文章を書くことが得意な人は、ふだんから上手にアンテナを張って、文章作成に必要な情報をどんどん吸い寄せている。
能動的に張るアンテナは、気づきをもたらす「問い」ともいえる。
⇨「問い」をもつことで、人の情報収集感度は高まる

視覚化すると「アンテナ感度」がます

頭で考えたことは「もや」にすぎないから、ノートに「頭のもやもや」を書き出す。
アンテナを張るときは、ノートに「問い」を書き出すなどして、頭の「もや」を視覚化する必要がある。

文章作成は「疑問」からはじまる

疑問⇨調べる⇨理解⇨文章作成
文章作成とは、読む人の疑問に答えていく作業ともいえる。
書き手は読む人の代わりに疑問をもち、その答えを見つけていく。
その作業の賜物が、読む人によろこばれる「貢献の文章」になる。

疑問⇨興味や関心と言い換えてもOK
疑問の数が、アンテナの数になる

情報は2種類 「あっち情報」と「こっち情報」

あっち情報:自分以外のところにある情報(周辺情報)
こっち情報:自分の中にある情報(自分情報)

「あっち情報」だけでは、自分の考えや意見を書くことができない
「こっち情報」だけでは、雲をつかむような主観のアピール(自己満足)で終わる恐れがある
⇨両者を懐に忍ばせておき、いつでも好きな情報を取り出せる状態にしておく

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